膣外射精

膣外射精
【膣外射精(ちつがいしゃせい)】とは、性行為において男性が女性器の膣以外に射精する行為を指す。
男性が女性と性交中に射精した精液を膣内に出さないようにするため、射精の直前にペニスを膣から引き抜き、膣以外のところで射精する行為のことを言う。
元来は妊娠を避けるため、簡便な避妊法の一つとして古くから行われており、聖書にもこの行為が記述されている。ただし、現在では避妊効果が薄いと言われており、アダルトビデオによる影響や男性同士での性行為などの性的嗜好によって行われることが多い。
また、膣内射精を「中出し」とするのに対応して「外出し」との俗称がある。
避妊のための膣外射精は女性の腹部に行なうことが多いが、男性の性的欲望によっては女性の腹部以外の部位に射精する事がある。
アダルトビデオにおいては、避妊はコンドームで行ないながら、エロティシズムを演出する射精は他の部位で行なうことが多く、射精部位により顔射、口内射精、肛内射精、胸射、腹射などと言われる。
特に顔射は女性を陵辱することによって性的快感を高める方法としてしばしば行われる。